Climb Every Mountain
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蓼科山
米っちょと蓼科山へ。
駐車場に着き、ザックを担ぐ。
米っちょが叫ぶ
「しまった!カメラ忘れた」
山頂まで、ほぼ一直線に登る。
夏なら物足りないコース。雪が積もっているので、途中からアイゼンはいて登る。おもしろい。
山頂は360度の絶景。山頂の雰囲気も独特で、素晴らしい気分。
大きな円を描いたような山頂。半周分ほど周縁を歩く。何度も雪を踏み抜く。腰ぐらいまでの積雪。半周まわって一直線に戻る。ここでは雪を踏み抜くことはない。
円の中心付近で、お湯を沸かしてカップラーメンをつくる。
米っちょが叫ぶ。
「しまった!おにぎり忘れた」
朝コンビニで買ったおにぎりをクルマの中に忘れてきたらしい。
ぼくのおにぎりをひとつ分けてあげる。
帰りのクルマで返してもらう。いらんけど (^_^;)
下山も問題なし。
画的には雪の斜面で怖いのだが、アイゼンのおかげでまったく滑らない。
雪が少ない箇所は、岩が現れて、歩きづらい。
下山途中、カッパの裾にアイゼンを引っかけ破いてしまう。
物足りないコース、とは言いつつ、カッパのせいなのかアイゼンのせいなのか、翌日ふとももが結構な筋肉痛となった。
下山後、モンベルで靴下を買う。
ヤマロクで米っちょを降ろし、帰宅。
ヤマロクを出た直後、米っちょから電話。
「ごめん!靴を忘れた」
見ると、後部座席の足下に、米っちょの靴が。
ネタに困らない人だなぁ。持ってる。いや、持ってないのか。忘れてんだから。
2016年12月21日 米っちょと
守屋山
2度目の守屋山へ。
疲れを感じる前に山頂へ。
ガスっていた前回とは異なり、快晴。
雪をかぶった八ヶ岳が、アルプスのように見える。
山頂では
「登った山を他の山から見るのが好き」
と言うおばさんとしばし談笑。
「どこに登ったんですか?」
「ここから見える山は、ほとんど登った。登ってないのは焼岳くらい」
すごい。
と思いながら見回してみると、ぼくも結構登っている。今年のペースで登り続ければ、二年後、場合によっては、来年の今頃にはぼくも「全部」と言えるかもしれない。
下山後、諏訪へ。
ハルピンラーメンを食べ、モンベルでサングラスを買う。
展示されているサングラスをすべて試着した上で、一つを選ぶ。
帰って箱を開けてみると、思いもよらないデザインのサングラスが出てきた。
まぁ、いいけど。
2016年12月18日 奥さんと
金峰山(きんぷさん)
素晴らしい天気。素晴らしい景色。素晴らしい一日。
寒さを覚悟したけれど、心配したほどではなかった。むしろ、拍子抜け。ダウンもフリースもすぐに脱ぎ、ずっとカッパで。風の中じっとしていない限りは、問題ない。
かといって、もちろん暑いわけではない。結果、OS-1は500ml1本で済む。あとは昼食用の水1本。
昼食は、コンロでお湯を沸かしカップラーメン。残り汁におにぎりを投入。激うま。
おニューの冬用登山靴デビュー。
厚手の靴下は本当の厳寒期に、という、今となってみれば馬鹿としか言いようのない発想で、中厚の靴下。その分靴がフィットしなかったのだろう、くるぶしだの爪先だのが痛くなる。大したことないと思っていたが、家に帰ってからズキズキと痛む。膝まで痛い。まいった。
2016年11月16日 米っちょと
虚空蔵山&風越山
阿智セブンサミットを達成したので、バッヂをもらいに阿智村まで。
ただ行くのもアホらしいので、ついでに登山。
素晴らしい天気なので、それなりの山に登りたかったのだけれど、なんとなくテンションが上がらず。
飯田にある、往復2時間とされる虚空蔵山を選ぶ。
虚空蔵山山頂で、82歳になるという老人に出会う。
しばし、おしゃべり。
若い頃は良く登山したとのことなので、山の話を聞こうと色々質問したけれど
「東京オリンピックまでならなんとかなりそうだけれど、リニアの開通はどうかなぁ」
「あそこに見える赤い橋のあたりにリニアが出てきてね」
と、リニアの話ばかり。
ちなみに、一番印象に残っている山は塩見岳だそうで、山頂直下にものすごく怖い場所があるらしい。
とても感じの良い親切な人で、ミカンくれたり、付近を案内してくれたり。
「もし時間があれば、風越山の八合目に当たる展望台まで、是非」
とのことだったので、行く予定ではなかったけれど、行ってみることに。
「山頂は展望がなくてつまらない」
という助言にも素直に従う。
昨夜、綺麗に雪化粧した南アルプスが美しかった。
登山道は、登山道と呼ぶのがはばかられるほど歩きやすい道。
下山後、阿智の「東山道・園原ビジターセンターはゝき木館」へ。
飯田市内のあらゆる交差点に警官。阿智村も同様。
バッヂもらって帰るときに、パトカー数台と白バイに先導されたクルマとすれ違った。
なんだあれ?
(追記)
翌週、満蒙開拓団がらみで、天皇陛下が阿智を訪れたそう。その演習だったようだ。
2016年11月9日 一人で
守屋山
「早起きして、エクストリームでどこかに登らない?」
という奥さんの提案。
午後から予定があることを考え、守屋山に決める。
米っちょとの約束の時は、目覚ましの1時間前に目が覚めてしまうのに、不思議だ。まったく目が覚めない。寝過ごす。4時半起床の予定が、6時半。
起きると快晴。
登るうちにガスってきてしまい、眺望はまったくなし。
山頂に、ほぼ滞在せず。慌ただしい登山。
下山後、山を見上げると、快晴。
寝坊の罰。
「御陰核岩」というのがあると聞いていて、かなり期待したけれど、期待ほどソレではなかった。残念。
多くの登山者とすれ違う。高齢者が多い。
人気もうなずける、登りやすい山。
おそらく、山頂は絶景だろう。
次回は、子供も連れて登りたい。
2016年11月6日 奥さんと
蛇峠山
網掛山で釈然としない気分になったので、もうひとつ登ることに。
以前一度登って、ここで阿智セブンサミットを知る。そして、二度目の蛇峠山で7峰制覇だ。前回は写真を撮っていなかった。
楽な山だということは知っていたので、スピードの限界に挑戦してみる。
ものすごい筋肉痛。ああ…
前回登ったときはガスっていたが、今回は快晴。
なかなかの場所だけれど、前回登ったときの手応えから期待が大きかったせいか、それほどの感激はなし。
2016年11月4日 一人で
網掛山
信じられないことに、「信州の山」が間違っていた。
登山口が分からず、いきなり右往左往。
ここだ、と見定めた場所から登りはじめ、10mほどのところで、さっそく道がなくなる。
そこからは獣道を進む。そして、最後は獣道ですらなくなる。
前人未踏の森の中を、尾根を目指し登る。ひたすら登る。
尾根に出てからも、さらに進み、およそ1時間後、ようやく本来の登山道に合流。
山頂、展望台と周り、下る。
下ってみれば、歩きやすい登山道。
展望台も良い眺めで、また来ても良いかな。
しかし、なんとなくモヤモヤした気分で、ゴール。
うーん…。
阿智セブンサミット。
2016年11月4日 一人で
高鳥屋山(たかどやさん)
引き続き、阿智セブンサミット。
高烏谷山(たかずや山)ではなく、高鳥屋山(たかどや山)。
阿智村推奨ルートではなく、「信州の山」が紹介している飯田からのルートで。
阿智ルートは片道3時間。飯田ルートは往復1時間40分。そりゃ、飯田ルートでしょ。
なかなかの急登。
ただ、
「そろそろ休憩したいな」
という頃には、到着。
山頂で撮影中、日暈(ハロ)に気付いた。
帰路、急坂で転倒。頭から一回転。コース外へ飛び出すも、脇に木が挟まり、ゴロゴロと行ってしまうことは防げた。木を挟んだ左脇にミミズ腫れができたが、それ以上のケガはなく。
肉体的、以上に、精神的にダメージ。
登山口付近のトンネルや、近くの沢城湖に行ってみたが、いまいち。
2016年10月21日 一人で
南沢山&富士見台高原
引き続き、阿智セブンサミット。
満足。「百名山」の恵那山より、遙かに楽しい。
南沢山は山としては微妙だが、歩きやすい登山道。
そして、誰にも会わないのも良い。
富士見台は人気の山らしく、山頂には多くの人。
どうやら、富士見台へ直行するルートは、大変ではないらしい。登山の格好でない人もちらほら。
ガスってしまったが、絶景を予想させるロケーション。
南沢からの縦走は、距離的にそれなりの時間がかかってしまうけれど、ラクチン直行コースで富士見台にもう一度登りたい。
2016年10月19日 一人で
大川入山
阿智セブンサミットに挑戦するための登山。
以前、蛇峠山に登った際に、その存在を知る。7つ登頂すると記念バッチがもらえるそう。
各地の山小屋では、それぞれの山のバッチを売っていて、そういうのを買おうと思ったことはないんだけど、ご褒美でもらえるバッチは欲しい。不思議なものだ。
セブンサミットのうち、二番目の標高が大川入山。
ルートはふたつ。治部坂コースとあららぎ高原コース。
Wikipediaには「治部坂峠のコースの方が多く利用されている」とあり「信州の山」には「治部坂コースは標高差は少ないがアップダウンはきつく、つかれるきがする」とある。
あららぎ高原コースで行くことにする。
久しぶりの里山。
案外大変。
最後は、マメがつぶれて、痛みに耐えながらの下山となった。
頂上では中年男性が一人、治部坂コースからやってきた。
下山時、別の中年男性とすれ違う。
どちらも挨拶を交わす。
登山口で老夫婦と一緒になる。おしゃべり。
山頂でも、老人が一人。こちらともおしゃべり。
年寄りにはモテるのだろうか?
ルリビタキ、ソウシチョウ、コマドリと、綺麗な小鳥が勢揃いで出迎えてくれたが、望遠レンズを持っておらず。残念。
ちなみに、Wikipediaによると、大川入山が中央アルプス最南端の山とのこと。
知らなかった。
2016年10月14日 一人で
檜尾岳&熊沢岳&東川岳&空木岳&赤梛岳&南駒ヶ岳
中央アルプス、縦走。
初日、千畳敷カールから空木岳までの縦走。
駒峰ヒュッテに宿泊。
二日目、南駒ヶ岳までピストンして、下山。
台風一過で、最高の天気。絶景。大満足。
カッパを忘れ、バス乗り場まで奥さんに届けてもらう。
コンビニで、いつも買うチョコパンと魚肉ソーセージを買い忘れる。
腕時計でログを取るのを忘れる。
なんてことのない場所で転倒。崖方面に倒れる。ハイマツに守られ無事ではあったが。
若年性アルツハイマーを疑い出す。
ヘルニアと思われる腰痛に悩まされる。普段は平気なんだけれど、時折前触れもなく、発作的に痛くなる。
夜になると予想以上に寒く、よく眠れなかった。
めいっぱい楽しむプランは、余裕のないプランともいえ、楽しかった反面、少し無理があった気がする。
縦走する場合は、翌日の南駒ヶ岳をなしにする。南駒ヶ岳が目的なら、初日は縦走せずに空木に向かう。両方やりたいならもう一泊が妥当か。
最後は、日没後の下山となり、ヘッドライトを点灯しての登山道。こういうのは、まずい。
ちなみに、コラムも書きました。COLUMN「寒さ対策」もあわせてどうぞ。
2016年10月6~7日 米っちょ、西村くんと
烏帽子岳
台風一過で晴れる予報。
以前、晴天で登りはじめたにもかかわらず、山頂付近でにわかにガスってきてしまい、絶景のハズの景色が見られなかった烏帽子岳へ。リベンジ登山。
烏帽子岳へのルートは2つある。松川からと飯島から。
合流地点に看板がある。そこには飯島ルートは「初心者向きではない」とある。
ガイドブック「信州の山」には「そうでもない」と書いてある。
以前に登ったことがあるという西村くんも「そうでもない」と言っていた。
ぼくは前回、松川ルートから登っている。
確かめねば。
結論から言うと、飯島ルートは初心者向きではない。
いきなり急坂が待っている。ヤバイ箇所はないけれど、「これが道か?」と信じられないような箇所がいくつかある。そして、道が狭い。おまけに、笹で道が見えない。
どこが「そうでもない」んだ?
ついでに言うと、登山口までの林道も、松川は全線舗装されているが、飯島はなかなかタフだ。
次に登るとき、ぼくはどちらのルートから登るだろうか。
松川ルートは、歩きやすいが単調で退屈。
飯島ルートは、前述の通り。退屈はしない。楽しい。
今日は、「次も飯島ルート」と思いながら登り、「次回は松川ルートからにしよう」と思いながら下った。
うーん。
濡れた急坂に、何度も足を滑らせた。
体力的には余裕はあったけれど、膝は限界の痛さだった。
天気予報は大外れ。全行程、雨。
靴の中が濡れたのは、初めての経験。
2016年9月21日 一人で
前穂高岳&奥穂高岳&涸沢岳&北穂高岳
本年の、メインイベント。
北アルプス、縦走。
初めての北ア。初めての小屋泊。
大満足。
大満足の反動で、帰宅後、気が抜けて何もやる気が起きない。
このときのネタは、COLUMN「登山部!」に書きました。
山行の模様、詳しくは、米っちょのブログで見てくれ。
2016年8月8~10日 米っちょと、西村くんと、真理子ちゃんのご主人ほか2名の、計6名。
硫黄岳
米っちょが
「いとこの子と登山するんだけど、一緒にどう?」
と誘ってくれたので、家族そろって。
コンビニで朝食、昼食を買ってから行く。いつものパターン。
おにぎりをいくつ買うのか相談。その流れで
「米っちょは梅が好きだから買い占めるなよ」
と言っておく。
奥さん、買い占める。
「なにやってんだよ」
「言われたとおり梅は買わなかったわよ」
「梅、買ってるじゃねーか」
「梅は買ってない。梅のおにぎりって具体的に言わなきゃ分からないでしょ」
で、口論。最悪のムードで登山口へ。
登りはじめると、直樹が
「ストックを貸して」
というので、トレッキングポールを貸す。
オーレン小屋から200mほど歩いただろうか。
「あっ、ストック忘れた」
で、走って取りに戻る。ぼくが。
天気は、雲ひとつない快晴で登りはじめ、稜線に着く頃には濃いガス。
たまの晴れ間で、赤岳がチラッと見られた程度。
楽しみにしていた、爆裂火口壁は見られず。
米っちょ、また来よう。今度は二人きりで!
親子連れにちょうどいい山。
オッサンには少々物足りない。
ハズが、ラスト20分で、いままでに経験のない痛みが両膝に。
来週の本番が心配。
2016年8月4日 米っちょと、米っちょのいとこの息子と、我が家の4人で、計6名。
赤岳&権現岳
米っちょの「鍛える。とにかく鍛える」という号令のもと、タフなルート。
真教寺尾根から赤岳経由で権現岳を経て観音平まで。通常、一泊ないし2回分のルート。
疲れた。とにかく疲れた。
でも、おかげで、(お泊まりの不安はまだあるとしても)だいぶ自信がついた。
これ以上ハードな一日も、そうそうないだろう。
12時間のアップダウン。死ぬ。
それはともかく。
ガレ場で落石。石を落としてしまう。
あの石が人に当たるなんて状況を想像すると、身の毛もよだつ。あんなのが直撃したら、無事じゃすまない。ヘルメットで守れるレベルじゃない。
石をぶつけてケガさせたら(ケガですむならまだしも)、すべてが台無し。
気を付けたい。
2016年7月20日 米っちょと
空木岳
念願の空木岳へ。
道に迷ったり、雨宿りしたりで、結局往復で10時間。5:50発、15:50着。
さすがに疲れた。
それにしても、素晴らしい山。
空木平の分岐から少し登り、視界が開けたときの感激は特筆。
大地獄、小地獄は、難所とは言え、大した問題はない。
道迷いは、下山時。
登りは尾根を行ったが、「お花畑が素晴らしい」というカールを下り、避難小屋を目指す。
「ホントにこれが道か?」
というようなところを、ケルンだけを頼りに歩く。
ケルンがあると言うことは、歩いた人がいるんだろうけれども、不安が募る道。
結局、避難小屋から延びる道の、数メートル南を歩いていたようだ。
すれ違った人と少し話したら
「みんな間違えるんだよね」
とのこと。
登り、スタートしてまだ間がない頃、池山に至る前に、一人のおじさんを追い抜く。
こう言っては失礼だけれど、みすぼらしい格好で、とぼとぼ歩いている。
大丈夫なのか?と思っていたら、山頂の手前で抜かれる。
山頂で折り返してきたおじさんと、すれ違った以降、その姿を見ることもないほどにおいていかれた。
「来週、お客さんを連れてこなくちゃいけないから、身体慣らしに」
だそう。ガイドなのかな。
淡々と歩くことの重要性を思い知らされた。
下山時、マセナギ手前付近で、オコジョが至近距離に現れる。目が合った。
とんでもなくカワイイ。
写真は撮れなかった。
2016年7月14日 一人で
天狗岳
2度目の天狗岳は、奥さんと。
朝なかなか起きられない。米っちょと行くときは、目覚ましが鳴る瞬間に飛び起きるのに…。
好天の日曜日。大混雑。
人が増えると、不思議な人にも出会うようになる。
若い山ガール。休憩時の給水に、コカコーラ。
「ああ、名前入りのラベルってのがあったから、それに麦茶でも入れたかな?」
と思ってたら、
「プシュッ」
マジでコーラ。
山でぬるいコーラなんて…。
奥さんの
「大丈夫ですか!?」
という声が聞こえる。
すっ飛んで行ってみると、おばあさんに近いおばさんが、ひっくり返っている。
二人がかりで助け起こす。
「いつも一人で15分くらい、起き上がれないなぁって、ゴキブリみたいにジタバタしてるのよ」
「…」
「…」
もっとも、望遠レンズをぶら下げて登山しているぼくも、おそらくだいぶオカシイ人に見えているのだろう。
「すごいカメラ」
と、何人にも声をかけられて、恥ずかしい思いをした。
奥さんと意地を張り合って、高速で歩いたりしたせいか、翌日、今までにないくらい足が重い。
2016年7月10日 奥さんと
宝剣岳
三日連続の登山。
極楽平から登り、乗越浄土から下る。
登りはじめからダルい。下りの一歩目から足が痛い。
宝剣は予想以上に怖かった。
名古屋から来た山ガールと出会う。
Tシャツ姿の単独行。岩場をヒョイヒョイとすごいスピードで登っていく。まるで、忍者。
「Instagramやってます」
というので、家に帰って検索してみる。
めっちゃオシャレな写真が並んでいた。
参った。
このネタでコラムも。COLUMN「Instagram」をどうぞ。
2016年7月7日 奥さんと
編笠山&権現岳
二日連続の登山。
そして、米っちょとの山行は三週連続。
9時間42分の行程は、いつもより疲れなかった気がする。一方、足はいつもより痛かった。
途中、少しだけ迷う。
別の場所を「三ツ頭」という目印だと、完全に思い込んでいたせい。
ボコボコと三つのピークがあったら、「三ツ頭」って思うじゃん。
埼玉から来たおじさんとすれ違い、教えてもらい、事なきを得る。
エプソンの登山用の時計を買おうか、真剣に悩み始めている。
編笠山は、中盤以降の登りが、これまでで一番堪えた。森の中の急坂が延々と一直線に続く。体力的にと言うより、心理的に疲れる。
下りは下りで、岩ゴロゴロ。景色的にはおもしろいが、歩き難さに閉口。
編笠山だけを、天気の良い日にゆっくりと登りたい。
権現岳はおもしろい。
鎖場もスリルがあって、楽しい。おそらく、とんでもない絶景。
またしても、「また行こう」という場所が増えてしまった。
お天気は、ガスってしまい、残念。
終盤になって、晴れてくる。
ものすごい強風に悩まされる。
回収できたものの、一度、帽子を飛ばされた。
米っちょレーダーで
「風速20mは超えてる!」
とのこと。
大げさな気もするけど、それくらいあったのかもしれない。
2016年7月6日 米っちょと
経ヶ岳
天気予報がさえなかったので、近場へ。
スタートから、いまいちテンションが上がらない。
仲仙寺への道をいきなり間違え、無駄なドライブ。
登山道は、ずっと森の中。
土の道は石の道とは違い、膝に優しい。逆に下りの際、雨のあとで滑るせいか、足の先がいつも以上に痛くなった。
七合目あたりから虫がすごい。
かなり、うっとうしい。
虫に弱いという米っちょは、たくさん刺され、肌が赤く腫れ上がりかわいそうだった。
米っちょにコーヒーを振る舞おうと、道具を持って行ったんだけど、虫がうざくて早々に退散。結局、使わずじまい。
近場の里山とナメていたせいか、予想以上に疲れ、いつになく爪先が痛くなった。
蒸し暑い一日で、今までの登山で最も、さわやかさを感じなかった。
知らなかったけど、仲仙寺が立派な寺で驚いた。
下山後、米っちょにラーメンをおごってもらう。豚骨ラーメンだったけど、胃もたれは大丈夫かな?
2016年6月29日 米っちょと
阿弥陀岳&赤岳
トレーニングとしての登山。
ガスってるというレベルを超え、濃霧。
なんも見えなかった。
米っちょ、前夜の飲み会から酔っ払いでスタート。
「極限に挑戦」
とのこと。
ヤマレコでルートを確認してみると、12.5kmの行程。
赤岳頂上小屋でうどん(800円)を米っちょにおごってもらう。うどんは紙のような食感。
帰路は、行者小屋から赤岳鉱泉を経由する遠回りのルートを、そちらの方が道が良い、ということで、あえて取っている。
確かに道は良かったが、かなりの遠回り。最後の林道でいささかウンザリ。
5:42にスタートして16:12に帰着。10時間30分。
印象としては、阿弥陀岳だけだと物足りない感じ。
中岳までで帰ると、ほどよい感じ。
赤岳からの地蔵尾根の下りは、だいぶ参った。
翌日は、腰が重く、右肩が痛い。
歩けないほどの疲れは残っていないが、歩きたくはない感じ。
2016年6月22日 米っちょと
長者峰から来見山まで
クルマで行ける絶景スポット、ということで長者峰に行ってみた。
そこから、縦走。
完璧に整備された登山道。平谷村の心意気が伝わってくる。
ひとつだけ気になるのが、歩く3歩先で、ガやハエが一斉に飛び立つこと。
そこには、必ず動物の糞がある。
もちろん、動物の糞が落ちていることに文句を言うつもりはない。
問題は、それが何の糞であるのか、ということ。
おそらく、熊。
間違いなく、熊の糞だ。
真っ昼間とは言え、たった一人の登山道。
しかも、かなりの頻度で熊の糞を見つける。
そのうちのいくつかは、ごく最近のもの。
しっとりとし、臭う。
終点の来見山まで、怯えながらもなんとか到着。
折り返すと、不思議なもので、不安が幾分やわらいだ。
帰路。
往路では気付かなかった、爪痕に気付いてしまう。
一度気付いてしまうと、次から次へと目につくのはなぜだ。
ちょうどぼくの身長ほどの高さから、袈裟懸けに切り裂かれる幹。
恐怖。
片道5.5km、往復11km。
ビビリっぱなしの5時間。
2016年6月18日 一人で