COLUMN

 


チェケラッチョ

焼岳へ。
もちろん、米っちょと。
登山口へ向かう途中、朝焼けを見てテンション上がる。
登山口に到着。
雨。萎える。

二人、顔を見合わせ、そして中止にする。
そう、軟弱な二人組。

オレたち
伊那谷生まれ坊ちゃん育ち
キレイな人はだいたい友だち
ヨネッチョ
チェケラッチョ

いや良かった。米っちょがぼくと同じ程度の根性なしで。
これがもう一人の山友だったら

「そうは言ってもここまで来たんだから」

となりかねない。あぶない。

中止にした時点で、朝の6時。
時間はたくさんある。目的地はない。

「高山ラーメンでも食べに行っちゃうか」

という米っちょの提案。
その意味は、後日分かる。あのしょーもない映画に影響されたのだ。ミーハー。
もっとも、高山市内は遠すぎるということで、行ってはいない。
新穂高のロープウェイ駅まで。駅で山頂の様子をモニターで見て、「ダメだこりゃ」と。

大きな看板になっている地図を見ながら、おしゃべり。
突然、話しかけられる。
埼玉から来た山ガール。かわいい。
今回は、InstagramのIDをゲットだぜ。
朝焼けの比じゃないテンション。

こういうのも役得というのだろうか?
米っちょと一緒にいて、女子に声をかけられたのは、何度目だろう。
同じように山に登っていても、Nくんと一緒のときは、声なんかかけられたことないぞ!?

モテるってステキ。
とくになにか頑張っているわけでもないのに、幸せが向こうから転がり込んでくる。棚からぼた餅。素晴らしい。
そうなのだ。世の中は非情なまでの格差社会。
納得がいかないよな、西村くん。
あっ

明日は、3人で空木岳へ登る予定。
さて、どうなることやら。
 

2016年10月5日

 
 

 
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