COLUMN

 


映画「ラ・ラ・ランド」

半年前に借りたブルーレイを「そろそろ返して」と。というわけで、こんなタイミングで映画「ラ・ラ・ランド」を観た。
これ、ものすごい高評価じゃなかった?アカデミー賞も獲ったんだっけ?
正直、おもしろくなかった。

「セッション」と同じ監督ってことだったので楽しみにしてたんだけど。
まぁ「セッション」も微妙っちゃあ微妙なハナシなんだけど、でも、あの異常なまでのテンションの高さは、やっぱり一見の価値があると思う。
そんな「セッション」からの、落差がね。
いつおもしろくなるのかな?と思って観ていたら、ついにおもしろくならずに終わってしまった感。
傑作「猟奇的な彼女」から、同一監督同一主演の駄作「ぼくの彼女を紹介します」を観たときと同じ気持ちになった。「ラ・ラ・ランド」の方が評価が高い分タチが悪い。


うーん。ぼくは基本的にミュージカル映画には甘いんだけどなぁ。
友人には「ミュージカルって突然歌い出してワケが分からない」なんて言っている奴もいて、それは日本人の標準的な感想なんだろうけれど、ぼくは好き。
「サウンド・オブ・ミュージック」以下、これまでに観たミュージカル映画で、つまらなかったものは記憶にない。日本ではミュージカルが不人気であるが故に、よっぽどの傑作しか上映されない、ということの結果なのかもしれないけど。

とにかくストーリーがダメ。ぜんぜん盛り上がらない。
役者もなぁ。偏差値40のジョディ・フォスターとニコラス・ケイジのイケてない弟みたいな二人。
ラストのオチがまあまあなので、酷評まではしないけれど、それでもやっぱり残念な128分。
 
 

2018年6月28日

 
 

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