COLUMN
オレ的センチメンタル・ジャーニー
横浜で何人かの友人と会った。
ふと気が付けば、そのうちの何人かとは、十数年ぶりの再会。
十年に一度のペースだと、この先、あと何回会えるんだろう。同世代の友人ならあと二度、か。
そう思ったら、古い友人に会いたくなった。
エスパルスの試合にかこつけて、新潟まで。
夜の長岡で。十三年ぶり。
「焼き鳥を塩で、枝豆、ポテトフライ、モツ煮、トマトサラダ、漬け物盛り合わせ…」
友人が注文するものは、学生時代からまったく変わっていない。
見た目もあまり変わっていない。
二人の会話にも進歩はない。
お互い、それぞれ生活があって、それなりに変わっているとは思うんだけど。
変わるものと変わらないもの。
生きるとは変わっていくということ。
だから、変わらないものが輝いて見えるのだろうか。
富山、岐阜経由で帰宅。
オレ的センチメンタル・ジャーニー、第一回目。
2015年3月15日